赤坂のマンションリノベーション〜③洗面所タイル割図作成編〜
こんにちは!
今日は福岡の赤坂のマンションリノベーションの「タイル割り」に関して書こうと思います。
「タイル割り図」とは「タイルをどう貼るかを指示する図面」のことです。
このタイル割り図が現場でタイルを美しく納めるのに大切な情報になります。
手順としては、使用するタイルを決定することから始めます。オリジナルでタイルを製作する訳ではないのでこの決定したタイルサイズやタイル厚みが基準となって色々な絡み合う要素をまとめて美しく納めていきます。
タイルはカットもできるのですが、設計なしで行き当たりばったりで貼ると最後の貼り終いに小さいタイルができたり目地で逃げたりと上手くコントロールできず残念な仕上がりになってしまいます。(細かい話なのですがしっかりタイル割りの計画をすることでクオリティの差が出てきます)できるだけ真物(カットせず使用する)を使って納めていく為にあれやこれやと細かい事を考えていきます。
今回はタイルに絡んでくるのが、鏡、塗装壁、洗面台、建具枠なのでそれぞれがタイルとどうぶつかって納まっていくのかを検討しながら図面に落とし込んでいきます。
今回は同ツラでシンプルにそれぞれの素材がぶつかっていきながら納めていこうと考えています。それぞれの素材の厚みが違うので、捨て貼りをやったり細かい検討します。タイルと塗装部はステンレスのフラットバーで見切ることとし、建具枠とタイルは目地で逃げる納まりとしました。
タイルサイズを基準として、鏡やスイッチコンセント等の位置を落とし込んで計画していきます。インウォールミラーボックスも既製品なのでタイルと絡んできて外から見えてくるのでどこにどうつけていけばきれいに納まるかを考えていきました。
シンプルかつ美しく機能的に納めていくにはこのように詳細を考えていきながら計画していくことになります。
それでは!