鹿児島の韓国式個室スパ計画①〜コンセプトメイキング編〜
こんにちは!
現在、鹿児島県で計画中の個室付きのスパ施設のご紹介です。
商業施設における計画はまず「コンセプト」を決定することが重要になります。
ざっくりというと、コンセプトとは、利用するユーザーにどういう気持ちで使って欲しいか、ユーザーにどんな状態になってほしいか、を決めることです。
事業計画としては40代〜50代の女性がターゲットとして想定されていますので、今回そのターゲット層に向けてどういうコンセプトが相応しいか?というところからオーナーさんと話を重ねています。
コンセプトを明確にすることによって、平面プランはどうあるべきか、動線はどうあるべきか、素材はどうあるべきか、照明計画はどうあるべきか、などなど、空間デザインを考える上で判断軸を持つことができます。これがないと、雰囲気や気分で計画がころころ変わりまとまりのない空間ができてしまい、ユーザーの空間での体験価値が落ちてしまうことになります。
まずは、私の方でコンセプトの仮説を↓でオーナーに投げかけました。

40代〜50代の美に興味がある女性層の生き方や価値観として、社会性や比較性などの「外向きの美」から自分の生き方やご機嫌のための「内向きの美」に向き合える時間を過ごしてもらうことがターゲット層への体験価値として成立できるのでないかと考えました。
計画する方向性として体験シークエンスを↓のようにまとめてみました。

このようにコンセプトの輪郭を初期段階で決定せずともある程度の輪郭を与えることで平面プランを構築していくことができるようになります。

まだまだ、計画初期段階なのでここからどんなふうにデザインが変容していくか、オーナーも僕自身も分かりません。その今見えない空間に少しずつ輪郭を与えていくことで、少しづつ空間が立ち上がっていきます。