Sleepin’ in Cannes(ビフォー/アフター)
ヒアリング
家族4人がおやすみになられていた空間に、お子様2人がそれぞれのお部屋でお休みになることになりました。そこで、その空間をご夫婦の寝室として再構成するプランが求められました。
ご提案
予めお施主様といくつかのイメージ写真をみながらデザインの方向性を決定し、CGパースを作成しながら細かな仕上げを決定していきました。クローゼット家具は図面上で寸法や使い勝手をご提案し、お施主様が実際に使われるシーンを想定して頂きながら詳細を決定していきました。
完成
白レンガタイルの壁で寝室とウォークインクローゼットを仕切り、ワンルームの空間をウォークインクローゼットが組み込まれた寝室へと再構成しました。
ベッドルーム
枕元にコンセント付きの鉄板で製作したニッチ収納を設けました。2mm厚の鉄板を加工して製作しているので周りの木の印象を邪魔しないシャープな仕上がりになりました。就寝中のスマートフォンの充電や、読みかけのお気に入りの小説、家族の写真などを飾れるように設計しています。
照明には照射角度を変える事が出来るにハンス・サンガイン・ヤコブセンがデザインしたフリッツハンセンのラドンを設置し、隣の眠りを邪魔しない明かりを手元に照らすようにしました。
カーテンは麻のLif/linのナチュラルな風合いが素晴らしいものを採用しています。リネンカーテンを通す柔らかい光はお休みの朝のまどろみの時間を心地よいものにしてくれます。
ウォークインクローゼット
ロの字型にぐるっと壁面全てをクローゼット家具で構成しました。洋服や着物等、収納する物を細かくヒアリングさせて頂き機能的なオーク材の素材感溢れるウォークインクローゼットになりました。
奥まった場所に位置するのでチェッカーガラスを使ったモザイクガラスを明かり取り窓としました。
低い位置のバーにはジャケットやスーツを、高い位置のバーにはロングコートやワンピースを掛けれます。
また、ハーフェレーのリフトハンガーを設置する事で高い場所でもハンガーパイプを設置し引き出せる事ができます。
トイレ
壁クロスと床の塩ビタイルはお客さまにセレクトして頂きました。素材選びも楽しんで頂きました。