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古材を探す旅へ

こんにちは。

今日は古材の事をご紹介しようと思います。

現在進行中の案件で棚や造作照明用に古材を使用するのでその選定の為に佐藤材木屋さんを訪問しました。

色々な古材をご案内頂きました。

↑これは青森からやってきた建物の梁に使用されていた松です。松って結構柔らかい素材なんですが寒冷地で育った為なのかものすごーく密度が高くて堅い。まるで北欧や北アメリカ辺りで育った広葉樹の様な貫禄。この素材を使ってなんかつくりたいなーと想像力をかき立ててくれる素材と存在感です。

↑こちらはどこかの窯元で使われていたフロア材。メープル材とのことで窯で使われていたであろう釉薬やなんだかんだが色々と表面に時間が堆積されています。

メープル材って新品の時はこんなに真っ白笑↓

色々な時間と場所で色んな表情を持った古材達が新しい場所や使い方でまた活躍する時を待っている、そんな古材達です。

今回はこの古材達に棚板と照明器具という新しい場で活躍してもらいます!

ということで選定です。

佐藤さんに今回使用したい材料を出してもらい一枚一枚確認しながら選定していきます。こちらは杉の足場板です。

建築現場の足場として使われていたものですので、ところどころペンキが付いていたり雨ざらしや太陽の光を受けて、いい感じにシルバーグレー色に退色しています。そのシルバーグレーの奥に元の杉の茶色があって深みのある素材感に「仕上がって」います。まさに天然自然仕上げ。

この荒々しい「天然自然仕上げ」の素材をそのまま使うと野暮ったくなっちゃいますし、自然素材特有の曲がりや反りが問題になってきます。ディテールをきれいに設計した新しくつくる空間の中に古い時間を重ねた荒々しい素材を丁寧に再加工して使用することでそれぞれが活き活きと共存できます。最近勉強している「クオリア」的表現になんとかできないかと。質感をどう表現するか。大きなコンセプトと小さなディテールを行ったり来たりしながら丁寧に考えていきます。

上は古材の加工図です。これを元に家具屋さんに加工してもらいます。歩留まりを計算(材料を無駄にしないようにどのように加工するかを考える最適化作業)しながら必要寸法を確保していく設計にしています。

後日家具屋さんにて加工打ち合わせ予定ですのでその様子もまたブログに書きたいと思います。

それでは!

 

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